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得意な作業

様々な清掃がある中で

どの作業が得意ですか?と聞かれたなら、「床清掃です」と答えます。
実際には得意というより一番差別化できてると思ってる作業ですけど。
といっても、別に技術的に難しいことをやっているわけではありません。誰でも当たり前にできることをやっているだけです。
道具や洗剤は床の状態に合わせて選んでますが。

飲食店、マンション共用部、店舗や病院、事務所、一般家庭等様々な床清掃を手掛けてきました。
その中で一番喜んでいただいているのは飲食店だと思います。普段の拭き掃除だけではべたつきが取れきれず限界があるため、特に油を多く使う料理ジャンルや換気の良くない条件のお店は床がべたつきやすいため定期的にご依頼いただきたいです。
ちなみに飲食店の場合はエアコンの清掃もかなり大変です。時間もかかるし汚れを完全に取りきるのは不可能といっても過言ではありません。それくらい油汚れの清掃はやっかいです。飲食店は清掃の維持管理については本当にお金のかかる業種だと思います。

話を戻しますが、そのような床清掃ほど下処理の重要性が高いため、差が出やすいと思っているのが理由です。
ちなみに飲食店の清潔感についてのアンケートで、お客様が気になる場所に床のべたつきは大体ランクインしています。
後はスプーンやお皿などの直接お客様が触るものやにおいも気になるポイントのようです。


その他の床清掃

あと、ワックス清掃の需要としては一般家庭のご依頼も意外と多いです。
フローリングの場合、ワックスを塗った方が滑りやすくなるイメージのようですが、実際にはワックスを塗った方が滑りにくくなります。
靴下を履いていたらあまり変わりませんが、素足だと一番違いがわかりやすいです。ただ、フローリングの表面よりワックスの塗膜の方が柔らかいため、見た目上のキズはつきやすいと思います。実際には床材が傷ついているわけではないので保護的な観点ではワックスを塗っていた方がいいです。
最近だとペットがいるご家庭が多いためか、ペット専用の滑りにくいワックスというのも発売されています。
弊社ではこれを含めた何種類かのワックスを塗ったサンプル品を持ち歩いてお客様に聞かれた際には実際に触って確認してもらうようにしています。
正直極端な差は出ませんが、少しでも滑りにくくと考えたらやはりペット専用のものを塗るべきかと思います。
このようなワックスの使い分けにも対応していますので、そのような場合にはご相談下さい。

しかしいくら滑りにくいタイプとは言っても、カーペットやマットを敷いた方がもちろん滑りにくいです。
ただ、カーペットの場合、粗相をしてしまった時の処理が大変というデメリットがあり、飼い主さんとしても悩みどころのようですね。

実は苦手な清掃もあります

得意な清掃について語るはずが何故こんなに脱線してしまったのか・・・(^^;

あ!あと何故最初に「床清掃」と書いたかと言うと、ワックスを塗らない場合もあるからです。
機械洗浄だけでもガラッと見た目が変わることも多々あるので、床のメンテナンスにお困りの場合はひとまずご相談いただければと思います。

もう一つ余談として苦手な清掃も書いておきます。
これは苦手と言うよりプレッシャーのかかる清掃と言った方がいいかも。
それは「見た目に汚れていない箇所の清掃」です。
もちろん全く汚れていないわけではなく、清掃の余地は残されています(変色とかキズでどうしようもない場合もありますが)。
ただ、これを第三者が見たら十分きれいと言うだろうなという状態だけどお客様は納得いってなくてプロに依頼したという場合です。
大体は日頃からマメに自分でメンテナンスしているし、いろいろな方法をすでに試している方が大半なので、キレイのハードルがかなり高いです。
そのご依頼に対してこちらとしてもできる限り明確なビフォーアフターを出したいので必死になります笑
ただ、そのようなお客様から「きれいになったね」と言っていただけると自信にもなるし、嬉しいですね。
なので、プレッシャーはかかるけど、仕事としては歓迎しています(^^)

そういえば大理石調の鏡面仕上げの床にワックスを塗るという作業もなかなかのプレッシャーでした。
キズが気になるとのことでのご依頼でしたが、鏡面の滑らかな輝きに加えて本来はワックスを塗らなくてもいいという床なので・・・
メーカーに問い合わせて、どうしてもキズが気になる場合にということで推奨されたワックスで仕上げご満足いただきました。

結局床清掃については最低限の技術はどの会社も持ち合わせているので、あとは知識と見極めと手間暇の差かなと思います。

さて、本日もご家庭のワックス清掃に行ってまいります!